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あたたかいズボンをはけ!

  長い競技人生の終わり
  そして運命的な出会い


  ソルトレイクオリンピックのあった2002年、新田青年は4年間籍をおいた大学を卒業しました。
  その後のことは両親と話し合い、次のトリノオリンピックを目指して競技を続行することを決めました。

  2003年国体競技
  
  2002年からは全日本チームを離れ、
  アルバイトをしながら、一人北の大地北海道でトレーニングに打ち込む日々が続きました。



  精神的にも肉体的にも辛い日々が続きました。
  だけど雪をみるだけで、どんなに辛いことがあっても乗り越えてこられた
  あの少年時代の頃の気持ちだけは最後まで忘れるこがありませんでした。


  しかしその思いは同時に、毎年確実に減り続ける積雪量、そしてそんな地球環境の変化に対して
  なんとも言い表すことのできない焦りとなって自分の中に積もり続けていったのです。
 


  その後、数回ワールドカップに出場するも、チャンスを活かしきることができず、
  念願のトリノオリンピック出場も叶わぬ夢となりました。




  そして2006年春、新田青年は15年に及んだ長い競技人生にピリオドを打つ決心をします。

 
   競技人生最後の大会では優勝!




 



  引退してしばらくの間、何をするにもチカラが入りませんでした。
  何かが自分の中で引っかかってる・・・。

 
  やるだけのことは全てやりきった。
  引退したことに後悔はしていない・・・。


  だけど引退してすぐに始めた家業の手伝いにも身が入らず、
  ただただ時間だけが過ぎていきました・・・。


  そんな時、同業で営業を一人探しているという話がありました。
  自分自身、これから仕事をしていく上で苦手な営業を勉強したいと思っていた所でしたので
  その会社に連絡をとり、面接を受けに行くことにしました。

  
  この会社はサッシ屋さんで、新築の住宅現場にサッシ(窓)を納めたりするのが仕事です。
  営業の仕事は、日々工務店さんを訪問し、仕事をもらい、お金を回収してくることでした。
  
  
  面接の結果は合格。
  新しい職場に、気持ちも引き締まりました。


  しかし仕事は予想以上に大変なものでした・・・。
  まず工務店さんにはたくさんのサッシ屋が出入りしており、当たり前のように値引合戦が始まっています。
  大手のサッシ屋は信じられないような安値で仕事をもっていってしまうのです。
  工務店さんも少しでも出費を抑えようと、日々値引要求の嵐でした。
  
  
  入社して半年ほど経ったある冬の日、事件は起こりました。

 
   新しい職場で


  ある工務店さんから見積りの依頼がありました。
  

  「分譲で4棟まとめて新築するから、サッシの値段、こんだけにならんか?」


  提示された金額はそれは恐ろしい金額でした。
  それでも売り上げ目標に近づきたい一心で必死で頭を悩ませました。
  そしてある一つの結果にたどり着きます。
  それはペアガラスより安価な単板ガラスサッシを納めるということでした。


  今日、ここ北陸では新築住宅のほとんどが断熱性の高いペアガラス住宅になっています。
  しかしこのときは目先の売上げのことしか頭に無く、
  後にここに住むお客様のことなど全く頭にありませんでした。
   
   
  新田青年は計算機をたたきました。
  

  「よしっ、いける!単板ガラスならギリギリ予算に合せることができそうだ。」
  

  そして見積書をもち、工務店さんへ車を走らせました。
  

  「お世話になっております!○○サッシです!社長!!、単板ガラスならその金額でいけますよっ!」


  そして新田青年の提案と予算は工務店さんに受け入れられました。
  新築分譲住宅4棟分を単板ガラスサッシで受注です!

  
  大喜びで会社に戻りました。
  これで上司にも認めてもらえる!自分だってやればできるんだ!


  その日の夜、このことを上司に報告しました。
  

  新田 「課長!やりましたっ!○○工務店でサッシ4棟分受注です!」

  課長 「4棟分!!本当か?すごいなっ!おめでとう! で、その仕事の内容は?」

  新田 「予算が厳しかったので、4棟分全て単板ガラスサッシです」

  課長 「単板ガラス・・・・」

  新田 「そうです、単板ガラスです!」

  課長 「アホッ!!なにやってんだお前は!
       今の時代、北陸で新築住宅に単板ガラスを
    入れるやつがあるか!!

       住む人の身になって考えてみろ!
    苦労してローンで買った家が
    冬は毎日結露して、
    夏も冷房がなかなか効かないんだぞ!
    お前は目先の売上げの為に、住む人の一生を
    踏みにじるようなことをしたんだぞっ。
    



  ・・・・返す言葉もありませんでした。
  事の重大さに気づき、ペアガラスで再契約してもらう為、すぐに工務店さんへ走りました。
  しかし時すでに遅く、先方もクライアントとの契約を済ませた後だったため、
  仕様、予算の変更はできませんでした。

 
  肩をおとして帰社した新田青年に上司はこう話してくれました。

 
 「売上げを上げることはもちろん大事だけど、
  俺達はなによりも、そこに住む人の幸せを考えた提案をしてあげないといけないんだ。
  そして地球環境保護に貢献することも俺達の大事な仕事なんだ。
  人と、地球に優しく。  これがこれからの俺達の仕事の形だぞ。」


  そういうと倉庫の奥から何かを取り出してきてくれました。
  それはペアガラス以上に断熱、遮熱性に優れたLow−eガラス、通称エコガラスの体験装置でした。
  

  スイッチを入れると中の熱球が明るく灯りました。
  セットされているエコガラスの表面に手をかざしました。


  新田 「
・・・・・・えっ?何これ、全然熱くない!


  隣にセットされているペアガラスの表面は中の熱球の熱さがギンギンに伝わってきています。

 
  新田青年に衝撃が走りました!!


  「
これだっ!! このガラスなら地球の未来を救えるかもしれない!


  選手時代、そして引退した後もずっと心の中に積もり続けていた
  焦りにも似たモヤモヤが一気に晴れていくのを感じました
  

  
地球の温暖化を防ぐために
 十年以上も自分が探し求めていたものに
 ようやく出会うことができたのです!



  
  

  
  
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