失敗しない窓リフォームの考え方
(2024年07月24日)個人のお客様への施工実績魚津No1!
魚津、黒部、滑川の窓・エクステリアリフォームのことなら新田建商!
店長の新田健太郎です。
7月24日、今日は雨ですね。
普段仕事を進めるにあって雨はあまり印象良くありませんが、
こうも暑い日が続くとちょっと安心してみてしまいます。
みんな、体を壊さないように無理のないようにやっていきましょう!
はい!ということで本日のブログは
『失敗しない窓リフォームの考え方』
ということで、私が思う窓に対する考え方をまとめてみようと思います!
ご参考になれば幸いです。
まず先に結論
内窓もしくはサッシ交換で組み込むガラスを
断熱性を高めた日射取得型Lowe(断熱ガス入り+樹脂スペーサー仕様)
ペアもしくはトリプルガラスで
夏の日差し対策としてシェードやオーニングを別に設置する
その根拠として時間のある方は以下もぜひお読みくださいませ。
ポイントは3つ。
1・断熱性と遮熱性を分けて考える
2・重ね着のススメ
3・優先順位
1・断熱性と遮熱性を分けて考える
言われてみればなんとなく違いがありそうに見えますが、
結構ゴチャゴチャにして考えてしまうのが断熱性と遮熱性。
断熱と遮熱の前に、そもそも熱の伝わり方には3通りあります。
※画像はネットから拝借・・
・伝導(火に鍋をかけると熱くなる)
・対流(水を入れたふろをかき回すと温度が均一になる)
・輻射(太陽の熱が真空の宇宙を通って地球に届く)
このうち断熱とは伝導と対流を防ぎ、遮熱は輻射を防ぐものです。
春、秋、冬はできるだけ太陽のポカポカを取り入れながら、暖房した熱を逃がさない。
夏はできるだけ太陽の日差しをカットしながら、外の暑さを中に伝えない
これが窓に対する基本的な考え方ですが、ここをしっかり分けて考えないと
先日お伝えしたようなちょっと足りないチラシや広告が出ることになります。
夏必要なのは 遮熱性と断熱性
春、秋、冬に必要なのは断熱性
窓にとって断熱性の高さは正義ですが、遮熱性の高さはそうとは言えません。
2・重ね着のススメ
衣服と一緒です。
どんな天気でもこれ一枚着ていれば大丈夫というものはなくて
暑い時はすずしいものを、寒い時は暖かいものを、雨が降れば雨具、風がある時は風をふせぐもの。
必要な機能を重ね着するという感覚は窓にも必要です。
反対に窓一つに全てを求めるのは間違いといえます。
断熱と遮熱でお伝えしたように、
一年を通して必要な断熱性の上に、夏は遮熱性を重ね着してあげる。
具体的にいうとシェードやオーニングなどを使って日よけすることになります。
さらに防災や防犯という観点でみると、雨戸や防災シャッターなどを設置して
必要な時閉じるという使い方をすると安心です。
もしも防災、防犯の機能を窓だけに持たせようとすると、
厳密にいえば断熱性とトレードオフの関係になったり、
中途半端な性能で結局雨戸やシャッターがないと不安というオチになります。
3・優先順位
窓周りのお困りごとは寒さだけではありませんね。
暑さ、結露、音、台風対策、防犯対策、使い勝手、プライバシーなどなど。
解決したい順番をしっかりつけてあげると、こちらとしてもそれに見合うご提案ができるようになります。
例えば寒さが一番の場合は内窓もしくはトリプルガラスサッシへの交換がオススメだったり、
例えば結露が一番の場合はガラスだけ交換するのがオススメだったり。
ちなみに結露の場合、結露の何が嫌なのかまで本当は知りたいところです。
結露を見るのも嫌なのか。掃除が嫌なのか。カーテンが濡れなければいいのか。床や窓枠が傷むのが嫌なのか・・・などなど。
こういったことをはっきりさせずに、
なんとなく窓のリフォームといえば内窓でしょ、みたいな感じで業者さんに声をかけると
わかってる業者さんはいろいろ聞いてくれます。
あいまいな業者さんは言われるがままのものを提案します。
ご自身の中で困りごと解決の優先順位を持っておくのは大事なポイントです。
ということで今日は文章多めで少々難しい内容になってしまったかもしれませんが、
ちゃんとした業者さんに聞けば全部解決
です(笑)
反対に、『いかにして売るか』だけ考えているような会社さんに声をかけるとお客様ではなく業者さんにとって一番都合の良いもの提案されるかもしれないので要注意!
とにかく安さを前面に出してくるような業者さんはちょっと危ないかもしれませんね。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます!
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